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県内児童数は27万4531人で30年連続減   13年度学校基本調査    中学生は2年連続の減少


 2013年度学校基本調査によると、福岡県内小学校の児童数は前年度から1217人減って27万4531人となり、1982年度を境に30年連続の減少となった。
 中学校の生徒数は759人減の14万1952人で、2年連続の減少になった。一方、前年度にわずかながら増加した高等学校(全日制、定時制)は678人減の13万2853人となり、再び減少となった。12年度中の不登校者数は、小学校が28人減の879人、中学校が86人減の4115人だった。
 学校数は、小学校(分校除く)が前年から2校減の765校、中学校が2校減の373校、高等学校が前年度と変わらず165校だった。教員数は、小学校が140人増の1万6181人で、中学校が13人増の9720人。高等学校が3人増の8577人。このほかでは、幼稚園児が695人増の6万8024人で、園数が1園増加し491園。教員数は53人増の4821人。
 高校卒業後の進路では、大学等の進学者が前期比0・5%減の52%。バブル経済崩壊後の92年以降年々上昇した後、2000年を境に一時期低下し04年から上昇に転じていたが、12年度からは再び低下に転じた。一方、専修学校等の入学率は前期比0・7%増の25・8%で、4年連続で増加した。就職率は前年度と変わらず17・2%だった。同調査は毎年5月1日に文部科学省が実施する学校基本調査を基に、県調査統計課が県内の結果を集計したもの。