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百円均一のパンの製造販売店を出店  三和通商    輸入卸商品の冷凍生地を使用


 化粧品などの輸入卸、飲食事業の株式会社三和通商(福岡市早良区東入部6丁目、阿部敏春社長)は4月初旬、佐賀県三養基郡みやき町のスーパーにパンの製造販売店を初出店する。
 同社はこのほど冷凍パン生地の輸入卸事業を開始しており、その生地を使用したパンの製造販売店として初出店する。場所は通称北茂安三田川線沿い、千栗交差点近くの西鉄ストア北茂安店内の一角。店名は未定。商品は百円均一で、50種類を取り揃える計画。同店舗をモデル店として、卸先の開拓や店舗出店などのマーケティングに活用する考え。従業員数は5人で、営業時間は午前10時から午後10時まで。阿部社長は「冷凍生地は、店舗で解凍と発酵の作業のみで焼くことができるため、職人が必要なく、価格も抑えることができる。店舗での実績を今後の展開に生かしていく」と話している。
 同社は1986年4月創業。1995年9月設立。資本金1千万円。従業員数21人。柔軟剤などの生活用品や化粧品、LED照明など環境商材の輸入販売を展開し、11年7月期の売上高は23億8千万円。阿部社長は香川県高松市出身。1949年7月13日生まれの61歳。趣味は仕事。