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病院敷地内に2階建てデイケアセンターを増築  ごう脳神経外科クリニック    1月4日にオープン


 医療法人光竹会・ごう脳神経外科クリニック(筑紫郡那珂川町山田、呉義憲理事長)が同クリニック敷地内に建設していた2階建てデイケアセンターがこのほど完成し、1月4日にオープンした。
 山田地区における介護・リハビリテーション施設の拡充を背景に、同クリニック内にリハビリに特化した施設を増築することで医療体制の強化および医療サービス向上を図るのが狙い。場所は県道56号沿い、那珂川町山田交差点近く。名称はデイケアセンター「錬(れん)」。敷地面積は5284平方m、建築面積393平方m、一部2階建てで延べ床面積は602平方m。増築後のクリニック総建築面積は1106平方m、延べ床面積1934平方mとなり、約1・5倍規模に増床した。フロア構成は1階がデイケアセンター、2階がケアプランセンター、事務所、会議室、屋上庭園を設置するほか、2階フロアは同クリニックと渡り廊下で直結している。利用時間は90分、3~4時間、6~8時間の3タイプを提案する。駐車場は80台収容。定員は50人。オープン後は理学療法士3人、作業療法士1人の4人体制で対応するが、4月以降は6人体制となる。同クリニックでは「利用者の方々の機能に合わせて、専門スタッフが担当、支援するチーム担当制を採用している。来所からご帰宅までのすべての時間にリハビリの要素を取り入れていく。利用者の方の自主性を重視したスタイルと趣味活動など多様な活動プログラムで差別化を図っていきたい」と話している。
 同クリニックは2004年6月に開業。取扱診療科目は脳神経外科、呼吸器科、リハビリテーション科。病床数は19床。スタッフ数は45人。