NEWS

  • 地域

産業保健活動支援の3センターが統合し新組織  福岡産業保健推進センターなど    4月1日付


 独立行政法人 労働者健康福祉機構福岡産業保健推進センター(福岡市博多区博多駅南2丁目、織田進所長)など、産業保健活動を支援する3センターは4月1日、統合され新組織「独立行政法人 労働者健康福祉機構 福岡産業保健総合支援センター」として再出発した。
 統合したのは福岡産業保健推進センター、メンタルヘルス対策支援センター(同、織田進所長)、福岡県医師会が運営してきた福岡地域産業保健センター(同、松田峻一良会長)。相談窓口の一元化とワンストップサービスの提供で利便性を高めるとともに、産業保健総合支援事業としての継続的支援とさらなるサービス向上を図る。新センターは福岡県メディカルセンタービル(同所)1階に置き、所長は織田福岡産業保健推進センター所長が引き続き務める。織田所長は「産業医の選任義務がなく全事業所数の98%、労働人口の58%を占める労働者数50人未満の小規模事業所こそ、県や郡市区医師会と連携し、産業保健サービスを充実することが重要」と話している。