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産学官金のGX推進組織設立 北九州市


週刊経済2023年12月5日発行号

12月12日に設立総会

北九州市(武内和久市長)は12月12日、カーボンニュートラルに向けたグリーントランスフォーメーション(GX)投資を促進する組織「北九州GX推進コンソーシアム」を設立する。
会長には武内市長が就任、副会長は津田純嗣北九州商工会議所会頭、松永守央北九州産業学術推進機構(FAIS)理事長、顧問は高村ゆかり東京大学未来ビジョン研究センター教授、江守正多国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員が務める。コンソーシアムは産学官金で構成し、すでに北九州商工会議所、北九州中小企業団体連合会、北九州市立大学、九州工業大学、早稲田大学、福岡大学、北九州工業高等専門学校、地球環境戦略研究機関、産業技術総合研究所、経済産業省、環境省、北九州産業学術推進機構、北九州銀行協会が参加を表明。そのほかGXの知見を持つ企業、GXの推進に意欲を持つ企業の参加を募っていく。12月12日に北九州国際会議場(小倉北区浅野3丁目)で設立総会を開き、同日に専門家が伴走支援するワンストップ相談窓口を開設するほか、地域企業2千社に向けてCO2排出量などを可視化するツールを提供するなどの支援を計画。来年1月には、全国初となるGXビジネススクールを開講する。