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生鮮食品強化策が奏功し中間期増収増益  スーパー大栄    生鮮ディスカウント店好調で期首予想上回る


 スーパーマーケットを福岡県内で展開する株式会社スーパー大栄(北九州市八幡西区中須1丁目、中山勝彦社長)の08年9月中間決算は、売上高が146億6400万円で前年同期比3・3%増、経常利益が7600万円で、同6600万円増の増収増益となった。
 新規出店はなかったが、8月には既存SMを生鮮ディスカウント店「鮮ど市場上津店」に業態変更、また、地元農家が栽培した野菜・果物売り場の「地産地消」コーナーを各店舗で拡張するなど生鮮食品の強化策を進めた。この結果、生鮮食品の売上高は前年同期比8・7%増の78億4800万円となり、他の一般食品、日用雑貨などが前年を割り込んだものの、全体で増収となった。また期首予想の145億円も上回った。増益は増収によるもの。通期では売上高290億円(前期比0・9%増)、経常利益2億円(同11・7%増)を見込んでいる。同社は1962年7月創業、71年2月設立、資本金は16億6710万円、08年3月期の売上高は287億5000万円、従業員数1094人、スーパーマーケット26店、DS型ホームセンター5店、生鮮ディスカウント「鮮ど市場」10店、外食他4店の計45店を展開している。