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物流大手の上組と土地売買契約を締結  福岡市    アイランドシティの港湾関連用地で


 福岡市は、アイランドシティ(人工島)の港湾関連用地「2ha区画」について総合物流大手の株式会社上組(本店・神戸市中央区、深井義博社長)と土地売買契約(仮契約)を結んだ。福岡市議会(12月議会)での土地処分議案の議決後、来年3月までに土地を引き渡す。
 場所は同市東区みなと香椎2丁目で、分譲面積は1万9651平方m。分譲価格は18億8451万円(分譲単価9万5900円/平方m)。上組は倉庫用地として建築面積4500平方mの物流施設を建設、2015年4月の操業開始を予定している。
 上組は1867(慶応3)年創業。設立は1947(昭和22)年。資本金316億4200万円。東証・大証1部に上場する総合物流事業者で、連結売上高は2340億円(2012年3月期)。グループは上組および子会社16社、関連会社15社で構成され、港湾荷役、コンテナターミナル運営、港湾運送、倉庫業など総合物流事業を国内外で展開している。