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熊本県荒尾市高浜に新工場  信号電材    完成は8月末


 交通信号灯器、信号柱製造の信号電材株式会社(大牟田市新港町、糸永康平社長)は現在、熊本県荒尾市高浜に溶融亜鉛めっき後の仕上げなどを行う新工場を建設している。完成は8月末。
 昨年10月にジャスト・イン・タイム生産方式(通称、JIT)に基づいた信号柱を加工する新ラインを立ち上げており、次のステップとして製品の仕上げや組み立て、出荷までJITに基づいた工程を構築した新工場で、品質、コスト、スピードの改善を図る。
 場所は熊本県荒尾市の「荒尾鉄工団地」の同社荒尾事業所敷地内。工場は平屋建てで、述べ床面積は2375・80平方m。同工場では、信号柱や照明柱、特殊構造物、大型構造物の鋼材を溶かした亜鉛に浸し、表面に亜鉛の皮膜を作る「溶融亜鉛めっき」後の仕上げ、組み立て、検査、出荷業務などを行う。遠藤剛荒尾事業所長は「新工場の完成で品質向上、効率改善を社員一丸となって取り組んでいく。新工場の完成はゴールではなく、スタート。今後も顧客の要望に応えられるように品質、コスト、スピードの追求、改善に取り組んでいく」と話している。