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熊本県大津町に原料素材の栽培部門を分社化  東洋新薬    社名は東洋グリーンファーム


 健康食品受託メーカー株式会社東洋新薬(福岡市博多区博多駅前2丁目、服部利光社長)は3月11日、原料素材の栽培管理部門を分社化し、熊本工場内(熊本県菊池郡大津町)に株式会社東洋グリーンファームを設立した。
 同社では健康食品の素材である大麦若葉、甘藷(かんしょ)、ケール、よもぎを、熊本県阿蘇地方で有機JAS認証制度に基づき栽培しているが、農業を取り巻く環境の変化に機動的に対応するため、分社化で栽培技術と栽培管理の高度化を図り、さらに自社農場の確保による素材の品質向上と安定供給のための体制を整備する。新会社の資本金は1千万円、社長には椎木稔幸東洋新薬執行役員が就任した。
 東洋新薬では「今回の新法人設立は、従来からの当社の考え方をより具現化するものであり、今後も契約生産者の協力を得ながら安全・安心で、より高品質な素材を栽培していきたい」としている。