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熊本市中央区のオフィスビルを取得 福岡リート投資法人


週刊経済2023年4月18日発行

初の県外オフィスビル

福岡・九州に特化した福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、古池善司執行役員)は3月28日、熊本市中央区新屋敷1丁目のオフィスビル「熊本イーストフロントビル(旧名称:三井住友海上・西日本新聞熊本ビル)」を14億5千万円で取得した。熊本エリアでのオフィスビル投資は同社初。
場所は通称電車通沿いで敷地面積は1054㎡、建物は8階建て延べ床面積4251㎡。築30年近くになるが、昨年、内部をリニューアルしている。また基準階貸室面積は約128坪と同エリアでは比較的規模が大きく、幅広いテナントニーズに対応できるという。熊本市役所などの官庁や金融機関があるオフィス街、また熊本県庁がある水前寺方面にも近い立地で、古池執行役員は「本物件の取得によって、本投資法人のポートフォリオがさらに充実し、将来にわたり安定した収益を確保できる」と期待を寄せている。