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災害用ロボットを実証実験  テムザック    北九州市消防局と共同で


 ロボットメーカーの株式会社テムザック(宗像市江口、高本陽一社長)は7月3日、北九州市消防局と共同で災害用ロボットを使用した実証実験を開始した。
 これは災害用ロボット「T―53援竜(えんりゅう)」を北九州市消防局戸畑消防署に納入し、より実践的な実証実験をするもの。「T‐53援竜」は2007年の開発で、科学災害や倒壊家屋現場など人の近づけない危険な地域で作業できるのが特徴。ロボットの全高2・8m、全幅1・4m~7・23m。全長2・32m、重量2・95tで、キャタピラで走行する。今後は瓦礫救助訓練や放射性物質や生物剤、化学剤による「NBC災害」の訓練をしていく。
 同社は2000年1月設立。資本金10億7160万円。従業員28人。高本社長は北九州市出身。1956年2月24日生まれの52歳。神奈川大学法学部卒。趣味は旅行。