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泌尿器科でがんペプチドワクチン療法開始  久留米大学病院    厚労省の承認受け8月2日から


 久留米大学病院(久留米市旭町、中島格病院長)は、8月2日から泌尿器科がんワクチン外来で保険診療との併用診療で前立腺がんを適応症とするがんペプチドワクチン療法を開始する。
 6月1日付で厚生労働省から高度医療として承認されたもので、対象はホルモン療法が効かなくなった状態の前立腺がん(再燃前立腺がん)のうち、ドセタキセルという標準的な抗がん剤が使用できない患者。がんワクチン外来は予約制で、現在の主治医からの紹介状や画像資料などが必要。加えて外来受診時に、臨床試験の説明と試験参加の適格性判断を実施し、診療を開始する。