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河川環境調査の子会社を吸収合併  福山コンサルタント    環境マネジメント事業部に統合


 交通・都市などの調査・計画・設計コンサルタントの株式会社福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、山本洋一社長)は1月29日付で、11年4月にM&Aで完全子会社化していた株式会社環境調査技術研究所(東京都文京区後楽2丁目、谷内宏社長)を吸収合併する。
 グループ企業の再編で経営基盤の強化を図るもの。河川やダムなどの水質、水生動植物に関する環境調査、解析を主な業務とする環境調査技術研究所を、福山コンサルタントの道路に関する環境調査や解析などの環境マネジメント事業部と統合することで、河川と道路の両分野にまたがる総合的な地域環境事業の確立を目指す。
 環境調査技術研究所は1979年12月設立。資本金8750万円。2012年5月期の売上高は1億4500万円。
 山本社長は「子会社の再編とともに、今後は民間市場や新たな事業分野開拓に向け、新規のM&Aも検討していきたい」と話している。
 同社は1963年11月設立。資本金5億8912万5000円。12年6月期の連結売上高は53億9200万円。従業員数は398人。グループ会社は株式会社福山リサーチ&インキュベーションセンター、株式会社環境防災、株式会社HMV、HMV有限責任事業組合。