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歯周病検査キット開発が経産省事業に選定  久留米リサーチパーク    2年で1億5000万円受給


 県・久留米市が出資する株式会社久留米リサーチパーク(久留米市百年公園、永渕俊毅社長)の研究テーマ「新規歯周病簡易検査キットと医療機関向け定量システムの開発」が、7月15日、経済産業省の「平成21年度地域イノベーション創出研究開発事業(一般型)」に選ばれた。全国で11件が採択され、九州では初めて。
 歯周病を検査できる小型キットの商品化と医療機関向けの定量システムをジェナシス株式会社、NSマテリアルズ株式会社、九州大学、株式会社キューメイ研究所、産業技術総合研究所九州センターの5機関が共同開発しているもの。今回の採択により、国から委託金として1年目1億円、2年目5000万円の支給を受ける。県では2001年度から県南部の久留米地域を中心にバイオベンチャー企業や研究機関などバイオ産業の一大集積を目指す「福岡バイオバレープロジェクト」を久留米市とともに推進している。