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東横イン博多駅南ビルを取得  ワールドパブリック    貸しビル事業の収益強化で


 行政施設の委託運営・管理業などの西日本パブリック株式会社の子会社で不動産事業のワールドパブリック株式会社(福岡市東区西戸崎5丁目、粥川公平社長)は9月13日、同市博多区博多駅南2丁目の12階建てビジネスホテル「東横イン博多駅南ビル」を取得した。同社グループ保有ビルは9棟目で、福岡市内は7棟目。
 グループでの貸しビル事業での収益強化の一環で、ワールド社名義での初の所有物件。引き続き東横インがホテル運営を行う。場所は通称竹下通り宮島交差点北側。敷地面積687平方m、延べ床面積4057平方m。38台収容の立体駐車場(延べ480平方m)を備えている。粥川社長は「今後も九州新幹線でアクセスがよくなる鹿児島などでいい物件があれば、ビルの取得を検討している」と話している。
 同社は行政施設の委託運営・管理業などの西日本パブリックの100%子会社として2011年8月に設立。資本金5千万円。粥川社長は岐阜県下呂市出身、1949年2月24日生まれの62歳、趣味は柳生新陰流と仕事。