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東京支社を本社に昇格し2本社制に  田中藍   港区虎ノ門2丁目に拡張移転


 化学工業薬品卸の田中藍株式会社(久留米市城南町、田中達也社長)は、3月4日付で東京支社(東京都港区西新橋1丁目)が本社に昇格し2本社制に移行、同時に事務所を同区虎ノ門2丁目に拡張移転した。
 化学薬品や合成ゴム、石油製品などの専門商社として国内、海外展開を進めている同社が、近年の関東エリアの業務増加に対応していくのが狙い。また、旧事務所が手狭になっていたことから将来的な人員増を見込んでの移転となった。場所は虎の門病院南側のオフィスビル「虎ノ門2丁目タワー」21階。オフィス面積は従来の約1・5倍となる585平方mで、会議室を増やし、リフレッシュルームを新設した。従業員数は45人で、事業部は従来と変わらず業務部、インダストリアル事業部、機能化学品事業部、海外統括室の4部門を置く。同社では「国内外のネットワークを生かし、成長を加速させていきたい」と話している。
 同社は1948年7月設立。資本金3億3000万円。12年6月期売上高は316億4000万円。従業員は120人(12年6月)。田中社長は久留米市出身。1951年6月29日生まれの61歳。慶應義塾大学卒。趣味はゴルフ。