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東九州自動車道、全線開通は16年春へ  西日本高速道路    椎田南―豊前間で用地交渉難航


 西日本高速道路九州支社(本間清輔支社長)は4月18日、北九州市と鹿児島市を結ぶ東九州自動車道(延長436キロ)の全線開通が2016(平成28)年春にずれ込むことを明らかにした。
 同社は当初、京都郡築上町から豊前市までの椎田南―豊前間、豊前市から大分県中津市までの豊前―宇佐間(延長28・3キロ)について、用地取得などで地元からの理解と協力が得られることを前提に完成予定を2年前倒しし、14年度を開通目標としていただが、県内区間の椎田南―豊前間で一部の用地取得が難航していることから、14年度内の開通を断念した。ただ、行橋市とみやこ町を結ぶ行橋―みやこ豊津間(約4・7キロ)、豊前―宇佐間(21・1キロ)は用地取得率が100%に達し、当初の計画通り14年年度内の開通を目標に工事が進んでいる。