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来年3月、福岡―羽田便を倍増  スターフライヤー    一日10便に


 株式会社スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、米原愼一社長)は来年3月末から福岡―羽田便を1日10往復に増便する。
 国土交通省が11月30日に発表した羽田空港発着枠の配分に伴い、現在の1日5便から10便に倍増する。今回発表された中で、新興航空会社への配分は同社の5便がもっとも多く、過去5年間の地方路線維持への貢献度や安全確保への取り組みなどが評価された。これにより、新規参入で競争が激化する同区間のテコ入れを同社では検討しており、料金の改定などは来年を予定している。同社では、「発着枠の配分は5年に一度なので、今回の発表で今後5年間の経営計画が大きく変わる。このチャンスを生かせるよう、事業計画を練っていきたい」と話している。
 同社は14年度までの中期経営計画で売上高423億円、経常利益30億円までの事業拡大を目標に掲げている。