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本社敷地内の医薬品新工場が完成  室町ケミカル    総事業費は約4億円


 医薬品、化学品メーカーの室町ケミカル株式会社(大牟田市新勝立町1丁目、村山哲朗社長)が約4億円かけ、敷地内に建設していた医薬品新工場がこのほど完成した。2月25日に本格稼働する。
 各種医薬品の増産に対応するもので、2ラインを新設し、製造能力を2倍に増強する。工場は2階建て延べ床面積888平方m。1階は医薬品工場で581平方m、2階は製造部門の事務所で307平方m。新工場の稼働に伴い、新卒含め15人の増員を計画している。村山社長は「チャレンジと実現化の努力をスローガンに新規事業へ積極的に投資している。今後も可能な限り地場の活性化や雇用なども含めた地域貢献に注力していきたい」と話している。
 同社は1947年7月設立。資本金6千万円。従業員2百人。10年5月期連結売上高は30億42百万円。村山社長は福岡市出身、1953年4月18日生まれの57歳。福岡大学薬学部卒。趣味はスキー、読書、ゴルフ。