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有明海沿岸道路整備に約118億円  福岡国道事務所    09年度の管内総事業費


 国土交通省福岡国道事務所(福岡市東区名島3丁目、森山誠二所長)の09年度管内総事業費は、前年度比8%減の314億5800万円だった。
予算別では、バイパス整備費が対前年度比6・6%減の228億800万円、維持修繕費が同9・6%減の25億2300万円、安全対策費が同14・8%減の31億3300万円、共同溝・電線共同溝が同17・1%減の29億9400万円と各項目で前年度を下回った。
 バイパス整備の主な事業は、地域高規格道路・有明海沿岸道路(大牟田市新港町~大川市大野島間27・5キロ)、国道202号・福岡外環状道路(福岡市博多区立花寺~同市西区拾六町間16・2キロ)、国道3号博多バイパス(福岡市博多区下原~同東区二又瀬間7・72キロ)、国道497号・今宿道路(福岡市西区拾六町~糸島郡二丈町間16・2キロ)など。今年度の整備内容は、有明海沿岸道路で、総事業費約118億円をかけ、三池港IC~大牟田IC間1・9キロの橋りょう工事(大牟田市新港町~同岬町)、大和南IC~徳益IC間約5キロ(柳川市大和町~同市徳益)で高架橋、改良工事を推進する。福岡外環状道路では、約42億円をかけ、井尻地区での工事を進め、2012年度の全線開通を目指す。博多バイパスでは、約25億8000万円をかけ、脇田橋や水谷高架橋の早期完成を目指す。今宿道路は、約13億5000万円をかけ、西九州自動車道路と福岡都市高速5号線を連結する区間で高架橋工事を本格化させ、12年度内の供用開始を予定している。