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月中間期は経常1億3300万円の赤字に  コーセーアールイー    首都圏のマンション販売低調


 ファミリー・投資型マンション「グランフォーレ」を分譲する株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂、諸藤敏一社長)の08年7月中間期連結決算は、売上高が20億円、経常損益が1億3300万円の赤字、中間純損益が1億5100万円の赤字だった。
 今年2月に初の子会社を設立したため連結での増減率は出ていないが、単体では、売上高が19億6500万円で前年同期比4・9%増、経常損益が1億1900万円の赤字、中間純損益が1億4100万円の赤字。微増収となったが首都圏での販売環境の厳しさから東京都足立区に完成した1棟29戸のファミリーマンションが、予定の販売戸数を大きく下回り利益面でマイナスとなった。事業別売上高では、不動産販売事業がファミリーマンション10戸、資産運用型マンション48戸、中古マンション5戸を引き渡し、19億3505万円。不動産賃貸管理事業が管理戸数31・8%増の1011戸となり、6498万円だった。通期では、売上高が56億7300万円、経常利益が1億300万円、当期純利益が5000万円を予想している。