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暗号屋と共同でWeb3インフラ事業の実証実験 QTnet


週刊経済2024年2月27日発行号

ブロックチェーンの社会インフラとしての普及目指し

九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(同市中央区天神1丁目、小倉良夫社長)は2月19日、合同会社暗号屋(福岡市中央区大名1丁目、紫竹佑騎代表社員)と共同でWeb3時代の根幹となるブロックチェーンの社会インフラとしての普及を目指し、共同実証実験を開始したと発表した。
ブロックチェーンとはブロックと呼ばれる単位でデータを管理し、鎖(チェーン)のように連結して保管する分散台帳技術のことで、Web3はこのブロックチェーン技術などを基盤とする分散型インターネットの概念。暗号屋は福岡と東京を拠点に、ブロックチェーンに対する知識・技術力でサービス開発と運用に長けたWeb3をけん引する企業という。今後、QTnetのネットワークインフラを暗号屋と共同でブロックチェーンネットワークへ接続・運用して得られるデータを収集・分析し、新たなインターネット時代のインフラ構築の在り方を検証していく。