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昭和通り沿いに8階建てオフィスビル  下関市の長府製作所    1、2階にショールーム、事務所


 住宅設備機器メーカー株式会社長府製作所(山口県下関市、橋本和洋社長)は、福岡市博多区綱場町の所有地にオフィスビル「博多ビジネスセンター(仮称)」を建設する。
 場所は昭和通り沿い「ヒロカネビル」向かい。敷地面積は1427平方m、建築面積は1244平方m。同社所有地で、以前は駐車場だった。建物は8階建て、延べ床面積1万230平方m。1~2階には同社福岡営業所、福岡ショールームを設け、既存の福岡営業所(福岡市東区原田)と併設ショールームを移転することで、九州地区での営業基盤強化を図る。3階から8階は賃貸オフィス。福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、石井歓社長)がコンサルティングを手掛ける。2月末着工、来年2月完成予定。
 2月25日の起工式で、橋本社長は「福岡の中心地に位置する拠点として、九州地区での営業基盤を一層強化していく」、起工式に出席した福岡地所株式会社の榎本一彦会長は「昭和通り周辺でも目立つ新しいビルになる。アクセスの良さもあり、オフィス需要にも応えていけるのでは」とコメントした。
 同社は1954年7月設立。資本金は70億円。13年12月期の連結売上高は482億4600万円。従業員は約1300人。
 コンサルティングを手掛ける福岡地所株式会社は開発事業本部で商業、オフィスビルなどの開発プロジェクトのチーム立ち上げ、事業計画立案や事業推進サポートなどを行っており、これまで川崎市の複合商業施設「ラ チッタデッラ」(2002年完成)、福岡市の賃貸住宅・テナントビル「西新テングッドシティ」(2001年完成)などコンサルティングの実績がある。