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旧エバーグリーンマリノアに新ホテル開業  東京BMCサポート    来年4月に婚礼開始


 ホテルや結婚式場のコンサルタントを手がける東京BMCサポート株式会社(神奈川県、柳信幸社長)は12月、福岡市西区に「ホテルマリノアリゾート福岡」を開業する。
 台湾の大手海運航空会社エバーグリーンが所有する「エバーグリーンマリノアホテル」(2011年5月から休館)を賃貸し、同社が運営。約2000万円かけて内装を改修する。来年4月からは最上階チャペルでの婚礼も開始。初年度目標はホテル客室稼働率60%、婚礼は年間300件。宴会や各種イベントの需要も取り込み、集客率を高める。宿泊と宴会の受け入れを12月から開始する。同社では「これまで培ってきたホテル、ブライダルの運営ノウハウを新ホテルに生かす。国内だけでなく、海外の近接エリアからの集客にも力を入れたい」と話している。
 同ホテルは02年8月に開業。建築面積は5500平方m。7階建てで延床面積1万2000平方m。全客室44部屋から博多湾を一望できる。商業施設マリノアシティ福岡やヨットハーバーが隣接している。
 同社は06年5月に設立。資本金は900万円。JALホテルズ出身者で設立され、これまでにホテル日航東京のブライダルなどをコンサルタントした実績も持つ。