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日銀の新貸出制度を活用し総額百億円の融資制度  筑邦銀行    研究開発など成長18業種を対象に


 筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)は9月10日、日本銀行の新貸出制度を活用し、研究開発や起業など成長分野に融資する制度「ちくぎん成長基盤支援ファンド」を導入した。
 取り扱い総額は百億円で、受付期間は12年3月30日まで。日銀が成長分野に位置付けている研究開発、起業、環境エネルギー事業など18業種のうち、新規資金として活用する法人、個人事業主が対象。融資金額は1千万円以上、個別案件ごとに審査し、同行の所定利率を適用した上で融資する。
 佐藤清一郎頭取は「日銀の新貸出制度を活用し、当行では総額百億円の成長基盤支援ファンドを導入する。久留米、筑後地区、福岡県内でも将来的な成長分野に対する積極的な投資が生まれることを期待したい」と話している。