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日生・積水が天神で新ビル開発へ 福岡市内開発申請状況


週刊経済2021年3月2日発行

件数は3件

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(21年1月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比1件増の3件だった。
開発の内訳は、住宅2件、事務所1件。開発面積が最大だったのは、日本生命(大阪市中央区、中村克社長)と積水ハウス㈱(大阪市北区、仲井嘉浩社長)が計画するオフィスビルの建替え事業で、開発面積は3868㎡。明治通りに面した日本生命福岡ビルと、昭和通りに面する福岡三栄ビルを、1棟の新オフィスビルに建替える2棟一体開発で、市が推進する都市開発、天神ビッグバンのプロジェクトの一つに位置付けられる。次に開発面積が大きかったのは、東京都のハウスメーカー・タクトホーム㈱(東京都西東京市、小寺一裕社長)が西区今津に開発する分譲の戸建て住宅で、開発面積は1483㎡、戸数は6戸。
申請件数は今月も低調ながら、やはり天神ビッグバンに伴う建替えプロジェクトが目を引く。コロナ禍に直面しながらも、既存の大型プロジェクトの進捗はほぼ、計画通りのスケジュールで推移している。

表はこちらから。