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既存施設の稼働率上昇や経費削減で増収増益  シダー    経常は3・5倍の1億55百万円


 全国にデイサービスセンターや介護付有料老人ホームを展開する株式会社シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、山崎嘉忠社長)の2012年3月期第1四半期決算は、売上高が前期比4・8%増の22億66百万円、経常利益が3・5倍の1億55百万円で増収増益だった。
 既存施設の施設稼働率を上げるため、新規利用者獲得とサービスの向上に努めて増収。利益面は、効率的な施設運営と経費削減に取り組み、利益率が大幅に改善し、増益となった。事業別にみると、デイサービス事業は既存施設のサービスの質の向上で施設稼働率のアップに務めるほか、積極的な営業活動で登録利用者数が増加。売上高は3・6%増の8億44百万円だった。介護付き有料老人ホームを展開する施設サービス事業は、既存施設の入居者獲得に注力した結果、売上高は6・5%増の12億33百万円だった。通期は売上高が6・6%増の93億21百万円、経常利益が8・4%増の3億2千万円で増収増益を見込んでいる。