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既存店回復で増収増益  プレナス    経常益2ケタ増


 持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」を展開する株式会社プレナス(福岡市博多区上牟田1丁目、塩井辰男社長)の2012年2月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比1・9%増の933億21百万円、経常利益が同16%増の48億5百万円で増収増益だった。
 関西、東海エリアを中心に102店を新規出店。期間末の店舗数は2750店舗となった。既存店売上が回復するとともに店舗数の増加で増収。販管費抑制で営業利益は同14・3%増の44億63百万円。一方、当期純利益は資産除去債務に関する会計基準の適用に伴う特別損失を計上し、同9・9%減の15億78百万円だった。
 主要部門別では、ほっともっとの持ち帰り弁当事業が売上高785億7百万円、営業利益は38億73百万円。「やよい軒」の定食事業は売上高130億28百万円、営業利益は6億74百万円だった。
 通期は売上高が前期比6・1%増の13百億円、経常利益同14・3%増の69億円を見込む。