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既存店は3・5%減で15カ月連続前年割れ   九州内スーパー2月販売    全店も9カ月連続減


 2010年2月の九州内スーパー販売(速報値)は683億円で、前年同月から10店舗増の全店ベース(377店舗)で前年同月比1・6%減と9カ月連続で減少した。既存店ベースでも同3・5%減と15カ月連続で減少した。
 春物衣料品や飲食料の販売が、やや好調だったものの、消費者の節約志向による商品の低価格化が影響している。商品項目別では「衣料品」が119億円で同7・1%減、「飲食料」が371億円で同0・6%増、「その他」が193億円で同2・1%減となった。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースは3項目とも前年を下回った。
 九州内スーパーは従業員数が50人以上、売場面積の50%以上についてはセルフサービスを採用している商店が対象。(速報値の数値はデータの追加・修正などで異なる)