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新3カ年計画で売り上げ62億5千万円目指す  西部建設    主力の建築部門を強化


 土木建築工事、金網製造、プラントメンテナンスの西部建設株式会社(福岡市中央区地行1丁目、大庭一男社長)は、売上目標62億5千万円を盛り込んだ新3カ年計画をまとめた。
 現在の50億円規模の売上体制から12億円増の62億円体制の確立を掲げる。同社では主力の建築部門を強化するため高齢者向けの介護機能を備えたマンションやCO2排出を削減し環境に優しいアパートを企画していく。さらに得意とするRC造10階建てクラスのマンション建設を積極的に展開するほか、本社や支店周辺の10km圏内を対象に地域密着型リフォームサービスを提案し、同部門で現状の売り上げから10億円増の30億円を目指す。また、安定的な収益を見込めるメンテナンス事業でも常駐場所を増やし2億円増の22億円を目指す方針。大庭社長は「老人ホームや10階クラスのRC造マンションの実績は着実に伸びている。工務店のような地元への密着性と三菱マテリアルグループの信頼性を軸に安定経営の基盤作りを強化したい」と話している。
 同社は1953年設立。資本金2億5千万円。従業員数135人。大庭社長は北九州市出身、1948年6月20日生まれの62歳。鹿児島大学卒、趣味は読書。