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新規出店と経費削減で2けた増益  フェリックス    今期は20~25店の出店を計画


 ダーツ機器リース販売、飲食店経営の株式会社フェリックス(福岡市南区那の川1丁目、福永正和社長)の2012年3月期決算は、売上高が前期比15%増の23億4千万円、経常利益が同21%増の1億9090万円で増収増益だった。
 ダーツ専門店「TiTO」、手羽先居酒屋「とめ手羽」をともに5店舗ずつ新規出店したため増収となった。利益面では、増収基調に加え、不採算店舗の閉鎖とコストダウンを図ったことで大幅増益となった。今期は、両店舗の併設店の形態で20~25店の出店を計画している一方で、事業部や商品配送センターなどの移転、商品開発などの先行投資を行っていることから、売上高が前期比19・6%増の28億円、経常利益が前年並みの1億9千万円を見込んでいる。
 同社は2001年9月創業、同10月設立、資本金1千万円、従業員数3百人(アルバイト含む)。福永社長は福岡市早良区出身、1967年8月25日生まれの44歳、東福岡高校卒、趣味はダーツ。