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新規出店と低価格戦略で3期連続の増収増益  コスモス薬品    売上高、利益とも過去最高を更新


 ドラッグストアチェーンの株式会社コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、宇野正晃社長)の11年5月期連結決算は、売上高が前期比15・5%増の2371億74百万円、経常利益が同25・8%増の110億71百万円で、3期連続の増収増益だった。
 九州地区32店舗はじめ、中国・四国・関西地区に計49店舗を新規出店したことに加え、台風の上陸がないなど天候にも恵まれ20期連続の増収。利益面では、ディスカウント戦略の強化で売上総利益率は低下したものの、増収基調と経費の削減で伸長し、営業利益は同29・7%増の百億39百万円、純利益は同21・8%増の57億37百万円で、経常利益を合わせともに過去最高を更新した。
 今期は九州、中国・四国、関西地区で55店舗の新規出店を計画。通期は売上高が同11・1%増の2635億円、営業利益が同0・6%増の101億円、経常利益が同0・3%増の111億円、純利益が同2・7%増の58億9千万円を見込んでいる。