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新社長に柿本憲治副社長が昇格へ  日本食品   末田社長は代取会長


 食肉加工、卸の日本食品株式会社(古賀市青柳)の末田金次社長は、4月1日付けで代表取締役会長に就任し、後任の社長には柿本憲治副社長が昇格する。
 設立50周年を機に若返りを図る。末田社長は会長職として、柿本新社長を補佐する。
 末田社長は1939年1月5日生まれの74歳。嘉穂郡桂川町出身。鹿児島大学水産学部卒。63年4月同社入社。85年4月常務を経て、96年同社退社。98年6月から福岡レンダリング協同組合代表理事、2001年2月から九重ファーム社長。
 柿本副社長は1947年2月21日生まれの55歳。熊本県出身。福岡大学経済学部経済学科卒。69年3月同社入社。90年6月取締役、2004年6月常務取締役、08年6月専務取締役を経て、12年4月副社長に就任。
 末田社長は「50周年という節目に、会長職に付く。今後は対外的な業務や会社全体の管理などに励みたい」と話している。
 同社は1963年1月設立。資本金は4893万7500円。従業員は268人(パート含む)。69年に開始した油脂事業では、2010年に馬油化粧品「美肌油」を販売している。12年3月期の売上高は約95億円。