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新型ハイブリッド車「SAI」生産  トヨタ自動車九州    11月から月産3500台


 車体メーカーのトヨタ自動車九州株式会社(宮若市上有木、須藤誠一社長)は、11月から宮田工場で、新型ハイブリッド車「SAI(サイ)」の生産を開始する。
 現在、宮田工場では「レクサスHS250h」などのハイブリッド車を生産しており、その技術力が評価されたことから新型ハイブリッド車の投入が決まった。月産目標は3500台。トヨタ九州にとって7車種目の生産品目となり、ハイブリッド車の占める割合は全体の30%となった。SAIは、プリウス、HS250hに次ぐ、トヨタ3車種目のハイブリッド車で、12月7日に発売される。販売価格は338万円~426万円。中型セダンで、1リットルあたりの走行距離23キロという低燃費が特徴。トヨタにとって、エコカー減税最後の対象車になるといわれている。同社広報は「実際の売れ行きを見極めながら生産台数は調整していく」と話している。