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新図書館は7階建て、200万冊収蔵  西南学院大学    16年夏完成予定


 学校法人西南学院ならびに西南学院大学(福岡市早良区西新6丁目、G・W・バークレー院長・学長)は、学院創立100周年を迎える2016年度に完成を目指す新図書館の内容を明らかにした。
 新図書館は2012年3月に確定した「西南学院大学キャンパス・グランドデザイン」に基づき進められるキャンパス整備の中でも、“ランドマーク”に位置付けられるもの。中央キャンパスにあったこれまでの大学本館(3月現在で東キャンパスに移転済)跡地に建設する。地上7階建てで延べ床面積は約1万2120平方m。収容冊数は200万5000冊を予定し、館内全体で1259席を設ける計画。建物中央に階段とエレベーターを設け、その周りを6万冊の蔵書で囲み、館内を1階から最上階まで貫く幹(知の幹=ブックツリー)にみたて、そこから知の枝葉(ラーニングリーフ)として各階層が広がる構想となる。16年夏ごろの完成を目指し、その後100万冊におよぶ書籍の移動を経て、17年4月からの一般オープンを目指す。また、新図書館では一部について地域社会への公開も検討していく。