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新会長に九州郵船の竹永健二郎社長   九州旅客船協会連合会    竹永会長は全国協会の副会長に


 九州・山口の旅客船運航業者131社で構成する九州旅客船協会連合会(事務局・福岡市博多区博多駅東2丁目)は5月17日、新会長に竹永健二郎九州郵船株式会社社長を選出した。任期は2年。
 福岡市中央区薬院4丁目のKKRホテル博多で開いた通常総会と理事会で決まったもので、村木文郎会長は顧問に就任した。新任の副会長には美根晴幸九州商船株式会社社長が就任した。また、竹永会長は6月17日付で上部団体の社団法人日本旅客船協会副会長に就任した。
 竹永会長は、1936年8月8日生まれの73歳。福岡市早良区出身で、関西大学商学部卒。59年同社に入社し、運輸課長、営業副部長を経て、91年7月営業部長、92年6月取締役。96年6月常務を経て、02年6月に社長就任。同協議会では副会長を2期4年務めていた。趣味はゴルフ。同会長は「原油高騰や高速道路無料化の影響など、業界を取り巻く経営環境は厳しさを増している。各社の経営努力だけでは解決できない状況にあり、航路を守るために会員が結束してこの窮状を訴え、国への働きかけを強めていきたい」と話している。同協議会の役員は次の通り。
 ▼会長 竹永健二郎・九州郵船株式会社社長(新任)▼副会長 岩男秀彦・マリックスライン株式会社会長、米田真一郎・阪急フェリー株式会社社長、井手雅夫・熊本フェリー株式会社取締役、美根晴幸・九州商船株式会社社長(新任)▼専務理事 三宅徹