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改装後の博多デイトス売上高は約52億円  博多ターミナルビル    土産物店、飲食店が好調


 JR九州の子会社、博多ターミナルビル株式会社(福岡市博多区博多駅中央街、速水昭正社長)が昨年10月にリニューアルした博多駅筑紫口の商業施設「博多デイトス」の初年度売上高(約5カ月)は目標を3割上回る52億円となった。
 同社では当初40億円を見込んでいたが、土産物店や立ち飲み居酒屋など飲食店が好調で計画値を上回った。速水社長は「来年3月にはJR博多シティが開業し、人の流れも大きく変わると思う。好調な出だしを切れたので、シティ開業後も地域に密着した日常的な品揃えで住み分けを図りたい」と話している。
 同施設は延べ床面積約2万2千平方mで、135店舗。10月のリニューアルで61店舗が新規出店した。フロアは婦人服や雑貨などの「ライフスタイルストリート」、和洋中の飲食店中心の「あじわいストリート」、居酒屋系飲食店中心の「ほろよい通り」、地元土産物店中心の「みやげもん市場」、南側にカフェや衣料品、雑貨などの「デイトスストリート」、麺類中心の「博多めん街道」で構成。今年4月には各店のイチオシ商品を紹介する季刊のフリーペーパー(5万部)を創刊した。