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携帯電話で遠隔操作の警備ロボット開発  テムザック    警備会社と共同で


 ロボット開発メーカーの株式会社テムザック(北九州市小倉北区木町1丁目、高本陽一社長)は1月、警備会社のアラコム株式会社(東京都港区西新橋1丁目、西村日出穂社長)と共同で企業や工場などの施設向けに携帯電話で遠隔操作できる新型警備ロボットを開発した。
 これは経済産業省の支援事業の認定を受け開発していたもので、システム構築、施設内のLAN接続なしで初期コストを安価に抑えた警備ロボット。携帯電話で操作でき、侵入者をネットで捕まえる防犯対策機器「ネットランチャー」を搭載したのが特徴。同社では「携帯電話を使った家庭用留守番ロボット『ロボリア』の上位機種として商品化にむけて改良を図る」と話している。
 同社は2000年1月設立。資本金10億7160万円。従業員28人。高本社長は北九州市出身。1956年2月24日生まれの52歳。神奈川大学法学部卒。趣味は旅行。