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採算性の向上図り減収増益に  南陽    営業利益は8%増


 福岡市博多区博多駅前3丁目の機械商社・株式会社南陽(武内英一郎社長)の2013年3月期の第2四半期連結決算は、売上高が前期比10・4%減の133億7400万円、経常利益が同5・4%増の4億2000万円の減収増益となった。
 営業利益は8・0%増の3億9400万円、四半期純利益は有価証券の評価損で33・5%減の1億4400万円となった。
 産業機器事業では、需要の弱さを反映して電子部品、半導体を中心に在庫水準が上昇して生産調整局面になったことから、売上高は5・1%減の81億3400万円。利益面では連結子会社の採算が改善した結果、セグメント利益は8・0%増の4億2200万円となった。
 建設機械事業では、与信基準の厳格化で割賦販売が減少したことに加え、採算性重視で取引の一部を見直したことから、売上高は17・8%減の50億5600万円。こうした施策で採算性が向上した結果、セグメント利益は3・3%増の1億3600万円となった。
 通期では、売上高が1・2%増の290億円、経常利益が1・7%増の7億5000万円を見込んでいる。