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広告収入落ち込み2期連続の減収  RKB    システム関連はソフト開発受注増で増収


 RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、永守良孝社長)の10年3月期第3四半期連結決算は、売上高が174億2400万円で前年比5・0%減、経常利益が5億6600万円で同5・4%減の減収減益だった。
 民間向けソフトウェア開発の受注が好調だったシステム関連収入が32億500万円で同2・7%増となったが、テレビ、ラジオともに広告収入減で、放送事業収入が117億6600万円で同6・2%減となり2期連続の減収となった。利益面では経費削減に努めたものの、収入の落ち込みをカバーするには至らず、営業利益は5億1500万円で同12・9%減、また純利益は前期に計上した特別利益の反動もあり、3億400万円の同47・5%減となった。通期は、依然テレビ広告市況の悪化が見込まれるため、売上高が236億6000万円で同9・1%減、経常利益が5億5000万円で同50・8%減の減収減益を見込んでいる。