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広告収入落ち込み減収減益  RKB    システム事業は好調


 RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、永守良孝社長)の10年3月期中間連結決算(09年4~9月)は、売上高が115億8100万円で前期比4・9%減、経常利益が3億6900万円で同19・9%減の減収減益となった。
 民間向けソフト開発の受注が好調だったシステム関連の事業収入が同13・4%増と好調に推移したものの、主力の放送事業が広告収入の落ち込みでテレビ、ラジオとも前年を下回り2期連続の減収。利益面でも経費削減に努めたが減収分をカバーするには至らず、営業利益は3億2700万円の同28・8%減、また純利益は前期に計上した特別利益の反動もあり、1億6300万円の同63・3%減と大幅減益となった。今後も引き続き放送事業における広告収入で厳しい状況が続くと予想され、通期は売上高が234億4000万円(前期比9・9%減)、経常利益が4億5000万円(同59・7%減)、純利益が2億円(同68・6%減)を見込んでいる。