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年明けから3カ月で181戸を分譲  新栄住宅    半年合計で240戸販売


 福岡市中央区大名2丁目の地場大手マンション開発・新栄住宅株式会社(木庭兌社長)は、年明けからの3カ月間で福岡都市圏で分譲するマンション469戸のうち181戸を販売した。
 同社では年明けから新価格を設定したり、2月には400万円キャッシュバックを目玉とする創業40周年の記念キャンペーンを展開するなど、販売に力を入れていた。この結果、住宅不況といわれているなかで、1月に55戸、2月に57戸、3月には69戸を販売。10月からの今期販売戸数は半年間で合計240戸となり、昨年10月1日現在で528戸あった在庫物件は288戸に減った。9月末までの今期販売目標を460戸に置き、引き続き販売に力を入れる方針。同社では「今年に入って住宅購入の動きが出てきたこともあり、一連の販売強化策が功を奏した」と話している。同社は1970年2月に戸建て住宅の販売会社として創業。84年に自社分譲マンション第一号物件として、福岡市中央区大名に総戸数18戸を供給。その後「アンピール」シリーズとして福岡経済圏を中心にファミリー向け分譲マンションを展開。今年1月末現在で、139棟、8824戸を供給している。資本金は4億8000万円、従業員は72人、08年9月期の売上高は92億4200万円。