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年内に新博多駅ビルの躯体工事を終了  JR九州    9月末の進ちょく率約60%に


 JR九州(福岡市博多区博多駅前3丁目、唐池恒二社長)は、年内までに新・博多駅ビルの躯体工事を終了する。
 9月末までの工事の進ちょく率は約60%。10月15日現在、阪急百貨店やシネコンのティ・ジョイなどが入居する南側と線路上部の工区では、10階までのフロア工事と外壁工事、地下3階までの躯体工事を実施している。一方、今年5月に大型タワークレーン3基を導入し、本格着工した旧駅ビル跡の工区では、9階までの躯体が組み上げられ、年内までに最上階までの躯体工事と外壁工事を終了させる。新博多駅ビルは、地上10階・地下3階建てで、延べ床面積は約20万平方m。主なテナントとして、阪急百貨店や東急ハンズ、シネコンのティ・ジョイの進出が決定、5月にはエフエム福岡株式会社や九州大学がサテライト施設を開設することを明らかにした。また、駅ビル内に専門店ゾーンを整備するJR九州は、4月からテナントの誘致活動を本格化させており、12月末までに飲食や衣料品、雑貨などのテナント約200店を誘致する。