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年内にハワイに海外4号店  ストーンマーケット    初年度売上高は1億5000万円見込む


 天然石・アクセサリーショップを全国展開する株式会社ストーンマーケット(福岡市中央区港2丁目、中村泰二郎社長)は、年内にもハワイの商業施設「ロイヤルハワイアンセンター」に海外4号店を出店する。インタビューの内容は次の通り。
 ―海外事業が好調だそうですね。
 中村 現在上海に2店舗、マカオに1店舗を展開しています。日本国内の消費は冷え込んでいますが、外国の人は購買意欲もありますし、非常に好調ですね。このような状況も踏まえ、今期は海外事業に力を入れたいと考えています。
 ―具体的な出店計画は。
 中村 年内にハワイの「ロイヤルハワイアンセンター」に海外4号店を出店する計画です。ここはカラカウア大通りの一角で、世界中から観光客が集まる所です。総費用約100億円をかけて創業以来初の大改装を行い、今夏、リニューアルオープンしたのですが、世界のスーパーブランドが立ち並び、エンターテイメント性のある施設です。
 ―ハワイ店の概要は。
 中村 店舗面積は50平方mで、天然石を中心にサージカルアクセサリーやシルバーアクセサリーを揃えています。ハワイはヒーリングスポットとして有名な場所ですので、癒し空間となるような内装にしたいですね。観光客を対象に、客単価は日本円で5000円から6000円くらいに設定します。初年度の売上高は1億5000万円を見込んでいます。スタッフは日本から1人を派遣し、あとは現地で6人ほどを採用しようと考えています。
 ―海外事業の今後の戦略を聞かせてください。
 中村 ハワイ店出店に合わせてアメリカに現地法人ストーンマーケットU・S・Aを設立しました。今後は、ラスベガスやニューヨーク、ロサンゼルスなどアメリカ国内での店舗展開を図ります。そのほかにも、ヨーロッパや好景気に沸くロシアなどから出店の引き合いがきています。引き続き「ストーンマーケット」を世界ブランドに成長させるために力を注ぎたいと思っています。(今林、詳細はふくおか経済2008年10月号に掲載)