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山口県下関市に本州初のメガソーラー  芝浦グループホールディングス    事業費約7億円で


 メガソーラー(大規模太陽光発電所)企画、開発の芝浦グループホールディングス株式会社(北九州市小倉南区上石田4丁目、新地哲己代表取締役会長兼CEO)は9月27日、事業費約7億円かけ山口県下関市豊田町に本州初の発電出力2メガワットの「山口ソーラーファーム1 豊田発電所」を着工した。来年1月完成予定。
 九州外でも太陽光発電所の開発計画を進めている一環。全体では17カ所目。場所は妙善寺北東側の県道65号沿いで、敷地面積3万8568平方m。約7040枚のパネルを敷設する。年間予想発電量は221万キロワット時で、一般家庭の年間電気量約393世帯分を賄える。年間の売電収入は約8000万円を見込む。同社では「山口県内でも開発を進め、ゆくゆくは山口営業所を設置したい」と話している。
 同社は1984年創業、2009年3月設立。資本金4億5400万円。従業員18人。新地会長は田川市出身。1953年4月6日生まれの60歳。門司工業高校卒。趣味は仕事、ツーリング。