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屋外設置可能なネットワークカメラを発売  パナソニック コミュニケーションズ    月産1000台


 固定通信機器製造のパナソニック コミュニケーションズ株式会社(福岡市博多区美野島4丁目、赤峰信治社長)は、9月25日、屋外設置が可能なドーム型ネットワークカメラを発売する。
 同商品は防まつ型(いかなる方向から水の飛沫(ひまつ)を受けても有害な影響がないもの)で、イーサネットケーブルからの電力供給を受けられる受電部を内蔵している。そのため電力供給を確保しにくい場所でも、電源コンセントなどを設けることなく設置できる。遠隔地のパソコンからでもレンズの向きの変更やズームができる「パン・チルト・ズーム機能」を備え、レンズは水平画角73度の広角レンズで、光学2・3倍ズーム機能を搭載。またパナソニック製のカーナビゲーションシステムからアクセスでき、車中からも設置場所をモニタリングできる。標準小売価格は12万5790円(税込)、月産1000台。同社広報グループでは「今回発売したカメラは屋外のさまざまな場所に設置できる。ラインナップが拡充したことで、さらに設置場所に応じて選んでもらいやすくなったと思う」と話している。
 同社は1951年4月設立、資本金は298億4546万円。08年3月期の売上高は約5175億円(連結)。赤峰社長は1952年7月18日生まれの56歳。大分県臼杵市出身。九州大学工学部電子工学科卒。趣味はワイン収集、園芸。