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就職決定率は前年比0・7ポイント増の95%  西日本短期大学    保育・福祉系の専門職が牽引


 西日本短期大学(福岡市中央区福浜1丁目、溝口虎彦学長)の2010年3月卒業生の就職決定率は前年比0・7ポイント増の95%だった。
 卒業生195人のうち就職希望者は160人で、うち152人の就職が決定した。他大学への編入は10人。求人件数は前年比13・1%減の610件だった。男女別の決定率は、男子が4・7ポイント増の百%(40人)で、女子が0・6ポイント減の93・3%(112人)だった。学科別では法学科が8・2ポイント減の80%、緑地環境学科が8・6ポイント増の百%、社会福祉学科が2ポイント増の96・4%、保育学科が1・7ポイント減の94・8%、第1期生の健康スポーツコミュニケーション学科は百%だった。
 結城清友・進路指導事務部次長は「景気悪化に伴い一般企業の求人件数が大幅に減少しているものの、専門職である保育・福祉系の求人が増え就職率を上げている。一般企業を中心とする学科はかなり苦戦しており、企業開拓による求人確保や個人面談などを強化していきたい」と話している。
 主な就職先は、(法学科)大分県警察官、南筑後農業協同組合、(緑地環境学科)木下緑化建設、筑紫緑地建設、(社会福祉学科)北九州市職員、創生会、(保育学科)博多学園、麻生学園など。