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小規模事業所に保健師チーム派遣  福岡産業保健推進センター    6月から


 産業保健に関する相談、情報提供、研修などを手掛ける独立行政法人労働者健康福祉機構福岡産業保健推進センター(福岡市博多区博多駅南2丁目、織田進所長)は、6月1日から小規模事業所を対象に保健師チームを派遣する。
 従業員50人以上の事業所は産業医を選任することになっており、小規模事業所に対し産業保健の認識向上を図るのが狙い。小規模事業所向けに健康相談や個別訪問指導などを行っている地域産業保健センターと連携し、保健師と相談員など5、6人のチームを組み、各事業所に合わせた相談、研修などのカリキュラムを構築する。期間は約1年間を予定している。織田所長は「大企業は産業保健に関する認識も高いが、中小企業では、まだ認識不足が否めない。産業保健活動の普及促進につなげていきたい」と話している。