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小竹町で2・6MWのメガソーラー発電  東京都のバイテック    環境商材も県内拡販


 半導体部品商社の株式会社バイテック(東京都、今野邦廣会長)は、3月上旬から小竹町で2・6MWのメガソーラー事業を開始する。投資額は約10億円。
 中小企業基盤整備機構が整備する小竹町の産業団地のA―1区画3万2480平方mを購入し、パネルを設置する。同社初の太陽光発電事業で、年間売電収入は最大約1億円。一般住宅600戸分に相当。パネルはサムスン製。今後、同社が特約店の指定を受けるサムスン製LED照明など環境ビジネス商材を県内で拡販する計画で、地場企業への認知度を高める狙いもある。発電所は昨年10月から着工しており、2月下旬には完成。3月上旬から稼働する。また、管理要員として地元から2人を採用する。「新規事業の環境ビジネスを手がけることで、企業として幅を広げたいと話している。
 同社は1987年4月設立。資本金は45億386万円。従業員数はグループ全体で547人。連結売上高は1238億円(2012年3月期)。現在、福岡市博多区に福岡営業所を構えている。