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小売り・サービス業向けのクラウドサービス開始 HMS


週刊経済2023年12月26日発行号

店舗の購買行動を可視化

AIカメラ、クラウドAI画像解析サービスを提供するHMS㈱(福岡市博多区博多駅前2丁目、胡振程社長)は12月1日、小売り・サービス業向けのクラウドサービスの提供を開始した。
サービス名は「Store Sence(ベータ版)」。店舗などに設置したAIカメラで入店客数、入店率、入店客属性を可視化し、小売業・サービス業のリアル店舗における最適なオペレーション構築をサポートすることで、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験価値)の向上と来店客数の増加を後押しする。現場で解析したデータはクラウド上で管理されるため、AIサーバーやBOXが必要ないため、リーズナブルで価格とセキュアな構成を実現できるという。今後はレジ待ち解析、遠隔巡視サービス、および欠品通知サービスの機能も順次追加していく予定で、これらのサービスを複合化することにより、売上・サービス動向から店舗運営の効率化までのワンストップ提供を目指す。初年度は20店舗での納入を見込んでいる。